* 「ん~…」 午前最後の授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、大きく背伸びする。 はぁ~ 授業の終わりからお腹の音ずっと鳴ってたな・・・。 誰にも聞こえてなければいいけど・・・。 なんて考えていると、アヤネとケントが私のもとへ駆け寄って来た。 「あぁ~、腹減った~・・・!さっさと食べようぜ」 お弁当片手にケントが言う。 「うん、そうだね」 私もケントも既にお腹に限界がきているみたい。