次の日の帰り、いつも俊樹が通る道沿いのベンチに座る。
そこで俊樹を待った。
学校が終わってクラスの誰よりも早く下校したから必ず俊樹とここで会うはず。
多分、私は怖かったのかもしれない。
俊樹の気持ちを聞いたら、終わりが来るかもしれないことが。
振っても、離れてく。
振らなくても、今のままではいれない。
先に進むのも怖いし、1人になるのも怖い。
変化することが怖かったんだ。
どの変化も怖かった。
でもずっと変わらないなんて無理なんだよね。
だから、決めた。
「未紗?」
私の名を呼ぶ声に引かれて私は立ち上がった。

