「あーつ…「敦司先輩っ!!」 私が敦司の名前を呼ぼうとした瞬間、可愛い子が敦司の名前を呼んだ。 「何?」 敦司がそれに答える。 「敦司先輩っ!!あの、…」 この子はどうやら私の存在に気づいていないらしい。 「あのっ!私と付き合ってくださいっ!」 げっ! 告白だ…。 「うーん…、ごめんね、俺君のこと知らないし、今は彼女とか考えられない」 「うっ…ぅ、わかりました」 女の子は泣き出して走り出した。