「真綾〜、やっと明日は土曜だよ〜!」 「だね〜、久々買い物でも行きたくない?」 「おっ、真綾今日は冴えてるねぇ♪」 そう言いながら、私と里菜は はしゃいでいた。 「〜〜!!」 一際大きいキャピキャピした声が、教室に響いた。 「敦司ぃ、お疲れサマ!」 「あぁ…」 それは朝練の後の敦司と芽衣だった。 その後ろから首にタオルを巻いた鳴海が来た。 何故か不機嫌そうな顔をしている。 どうしたんだろ… 気にながらも、 朝のHRは始まった。