「だからさ、普通に将来のこととか、キモいけど妄想とか普通にしてる」


「っっ!?」


敦司が妄想!?

考えるだけで恐ろしい…。


「妄想っつーか、なんか…考えたくなるんだよ」


「うん…」


私はとても嬉しい気持ちになった。

まさか将来のことを描いているなんて想像もしてなかったし…。

でも、嬉しい。

敦司の中の未来に私がいることが、とてつもなく、嬉しいよ…。