その時!


『ガチャ』


家の扉が空いた。


「真綾!帰ってきてたなら一言くらい言いなさい!…あら〜、敦司君じゃないのっ♪」


なんだこの母親は…

態度変わりすぎっ!


「おばさんお久しぶりです!」

「久しぶり!しばらくよね〜?家の中に入って!ご飯一緒に食べましょ〜♪」


なっ、何〜っ!?


「じゃあ、お言葉に甘えさせて頂きますっ」


「わかったわ〜★」


ノリノリになったお母さんは、何故かスキップをして家の中に入っていった。