体育館裏から表の校門までの道のりを歩いて行く。


やっぱり、私の両手は空いたままで…。


手…、繋ぎたいよ。

……。


よし。

私、勇気を持ってみるよ。


恥じらいとか、関係ない。


私は、私が、敦司の彼女なんだ。


勇気を出して!真綾!