敦司の家は、すぐ隣にあるから10秒もしないうちに着く。



”ピンポーン”


インターホンを鳴らして、おばさんが出て来るのを待つ。


少したつと、家のドアが開いた。


「あーら!真綾ちゃんじゃな〜い♪上がって!敦司めずらしく、まだ寝てて起きないのよ〜。起こしてあげて!」



「おばさん久しぶり!お邪魔しまーす★」



昔はよく通ってたなぁ…。

最近は何かいきずらい。


付き合ってるし…。


敦司と付き合ってること、おばさんにも、私のお母さんにも言ってないし…。