準備が早くできた私は、敦司の家に敦司を迎えに行くことにした。 「お母さん行くねー!」 「あ、真綾お弁当!」 お母さんが玄関まで駆けつけてくれた。 「忘れてた(笑)じゃあね」 「ストップ。あんた、今日どうしたの」 「え?」 「何か…、整ってない?化粧濃くなった?」 「えぇ!?」 やっぱり女って化粧だけでかなり変わるのかな…。 あ、行かなきゃ。 「女磨きしてるの!今度こそいってきまーす!」 「いってらっしゃーい」