―――――……。 「いい天気だし、外出て体育館玄関いこうかな」 今日は快晴! でも、外玄関は敦司ファンやら鳴海ファンだらけで、正直あんまり行きたくないのも事実。 特に、私が敦司と付き合いだしてからは敦司ファンの女子からの視線が矢のように突き刺さってくる。 「ま、仕方ないかぁ。この天気はもったいないでしょ!」 悩んだ末、私は体育館の外玄関から、敦司を見ることにした。