砂糖菓子

「そいやぁ話って?」

「あっ!そうだった。なんで合コン許したの?」

「行きたくないの?」

「行きたくない!」

「なんで?」

「彼氏いるのに行く必要ないじゃん!」

「人数合わせだろ?」

「だからって、嫌なの!」 
「何でそんなにいくたくないんだよ?」

・・・ 

先輩の為。 


なんて言えるはずない・・・ 


「なんでもいいじゃん!」

「分かってから!」

「何が?」

「沙弥を信じてるから。俺の事は心配しなくていいし。」

なんでそんな恥ずかしい事、さらっと言えるの?


てかなんで分かるの? 

またスパイか!? 

真知香といい・・・ 


そんなに沙弥分かりやすい?? 

「そんな事、思ってないもん!自身過剰!」

「照れんなよ。」

「照れてない!」

「顔まっか。」

「元からだし!」

「とにかく行って来いよ!真知香チャン困るだろ。」

「そうだけど・・・」

「俺の心配はいいから」 
そう言い、ポンって沙弥の頭に手を置いた。


「分かった・・・でも先輩の為じゃないから!」

「分かった、分かった。」

そしてグシャグシャってした。

見上げると先輩の笑顔。

気付くともう家の前だった。

先輩といると、時間が早く感じるな・・・ 

なんかもったいないや。 

「じゃ、合コンの後会おッ。あと、部活休むなよ。」
そう言い、先輩は帰って行った。

「バイバァイ」

振り向く満面の笑みの先輩を愛しく思った。