砂糖菓子

高校の門の前。 

女の子達の中心に先輩と先輩の友達がいた。 


自慢じゃないけど先輩はかなりもてる。


穂高夾哉〈ホダカキョウヤ〉
高校2年。
沙弥の2コ上の彼氏。
サッカー部のエース。


隙間から沙弥をみつけ、先輩はこっちに歩き出した。


合コンの事も、

今の嫉妬も、 

モヤモヤが重なる。  


「沙弥。怒ってる?」

いつものように、沙弥の頭に手を乗せ、笑顔で喋りかける先輩。 


大好きな先輩の手、 

笑顔が、 

モヤモヤを消してくれる。 
「怒ってない。」

本心。 

強がりとかじゃない。 


「そっか、じゃあ帰るか。」

女の子達の黄色い声に背を向け家路についた。