「チ・・・・ッ、このクソヤロー・・・・・」
バキボキと指を鳴らす唯ちゃん。
それに変わってただただ呆然とするあたし。
「陽菜を苦しめやがって・・・・っ」
「アタシの陽菜なのにっ・・・・」
そうだ。
読者の皆様には紹介してなかった。
彼女、唯ちゃんは。
異常なほど、あたしが大好きなのです。
妹として、みたいな感じで。
「アイツ、殺さなきゃアタシの気が収まらねぇ・・・・・」
ちなみに。唯ちゃん、すっごく綺麗だけど
もう、それは昔は、ものすっごくヤンキーだったのですよ?どちらかというと、華奢な悠君なんか、絶対負けちゃいます。
「ゆ、唯ちゃぁん・・・・殺すのは、ダメだよぉ・・・・」


