いつも、ナナの家に行くときは、連絡するんだが、ケータイを置いてきたから、出来ない。 でも、いつも電話しても、断られたことはない。 だから、大丈夫だ。 そして、俺は、ナナの家に向かいながら、あることを決めていた。 ナナにすべて話す。 俺が、親父の店で、ホストをしていること。 俺は、ナナのことを、愛していること。 そして、ナナに、プロポーズする。 「俺が、18になったら、結婚しよう。」 って。