「今月のNo.1は、望夢。」 「はい。」 また、親父は、俺にしか聞こえない声で、話かけてきた。 「望夢。お前、ナナに、貢ぎすぎだ。俺は、経営者としてじゃあなく、お前の、父として、心配しているんだ。だから、お前の、給料を下げるからな。お前がこれからもNo. 1だったとしても、お前が、ナナに貢がなかったとしても、給料を、あげることはない。」 「何でだよ!」 俺は、周りみんながいるのに、大声を、出してちまった。 「何でもだよ。わかっか?」 「意味わかんねぇーよ。」