「わかったわかった。じゃあ望夢。ナナに相手してもらえよ。」 親父は俺にそういうと、すぐ自分の部屋に向かった。 これでハッキリとわかった気がした。 「望夢くん。望夢くんの部屋はどこ?」 ナナはやる気のないように言った。 「二階の奥。」 「じゃあ、早く行こう。」 ナナは、そういうと俺の手を引っ張り、俺を部屋に連れて行った。