準備が終わり、俺は、ポテトとチョコシェイクを頼んで、通りから見えやすい、窓の席に座って待った。 それから、10分ほどたち、夢果が来て、ポテトとコーラを持って、席に着いた。 夢果も私服で、化粧もして髪も巻いて、大人ぽかった。 「お待たせ。望夢。」 「ああ。」 なんか、緊張する。 客でも、緊張しないし、ナナ荷物、緊張なんかしない。 なんか、おかしい。 「じゃ、全部、話してもらいましょうか。」