教室に戻り、最後のホームルームを始めた。 先公も、生徒もみんな泣いてる。 「最後に、1人一言言って終わりにするぞー。」 あ、これを使おう。 俺が考えてたのとちょっと違うが、こっちの方がいいだろう。 「次、望夢。」 「先生、俺のこと1番最後に回してください。」 「しょうがねー。いいだろう。じゃ、次。」 出席番号に最後のやつが言い終わった。 「望夢。お前が、最後だ。」 「はい。」