「ナナ、おめでとう。」 と言ってから、俺は、覚えていない。 ちゃんと、心の底から祝福することができたからなのか? ナナに未練はない。逆に、スッキリした。 そんな感じ。 ナナから貰ったブーケは写真におさめ、今だけ花瓶に入れて飾っている。 ナナからの、最初で最後の貢ぎもの。 大事にします。 ナナ、幸せに…な?