「ああ。圭志は、最初何も知らずに俺に、告白してきた。
……あの時の俺は、4人でつるむ前の状態だった。
誰とも口を聞かず、誰ともつるまない。んで、笑わない。
圭志が、告白してくれたとき。誰かに頼りたかった、俺。でも、他のやつだとダメで。圭志ならって。何かを感じた。
それで、圭志の告白をOKした。」
「でも、望夢はうちに触って来なかった。キスだってなんにも。
だから、うちからラブホに誘ったの。
それでも、触れなかった。その代わり、話してくれた。
夢果ちゃんが、やっぱり好きだって。そして、あっ!…望夢、あれは?」
「あ…、んー。圭志から言って。」
「わかった。」


