「突っ立ていないで、早くこい!!!!」 隆也はすんげえ怒っているようすだった。 「…」 俺は何も言わないで、ただ、隆也の後ろをついていった。 後ろをついていった先は、俺等の溜まり場だった屋上だった。 屋上に着いたら、誰もいなかった。 初めて隆也と2人だけになった。いつも、隆貴、隆司もいたから。