俺宛の一枚の封筒があった。 宛名はないが、"Happy Wedding"ってかかれている。 一瞬で誰からの手紙なのか…。 「ナナ…」 俺の予想は、やっぱりあっていた。 封筒を開けると、海斗さんとナナの幸せそうな顔があった。 その封筒は、結婚式の招待状。 俺と親父が招待された。 なんか、悔しかった。 今は、夢果が好きだけど、ナナを幸せにしてやれなかったから。