昨日のことは、誰も知らない。 知ってるのは、俺と圭志だけ。 ちゃんと、圭志と向き合えばよかった。 という、少しの後悔が溢れてきた。 でも、これでよかったんだと思ったりもした。 そしたら、いつのまにか、帰りの会も終わって、帰ろうとしたとき。 「望夢!一緒に、帰ろう!!」 それと、同時にメールがきた。 「ちょっと、待って。」 メールの送信者は、圭志だった。 メールには、短い文が一つあるだけ。 そのメールの内容は… [ちょっと、話あるから、一緒に帰ろう☆] なんの話だろう。