圭志って、こんな女だったのか??
「圭志…」
「うち、最初シャワー浴びてくるね。」
ん?
声が、震えてるような。
「圭志…」
俺は、圭志のとこに行って、後ろから、抱き締めた。
「やめよう。圭志、震えてる。」
「……いやっ!!!!怖いけど、望夢ならって。望夢じゃないと嫌なの!!」
圭志の、俺に対する想いは、本物だった。
「望夢、離して!!!」
「圭志、やっぱり無理だ。
俺、別に好きな奴がいるんだ。
そいつを忘れるために、圭志と付き合ってた。
圭志…。
お互いに、想いあってるやつとやった方が、圭志は、幸せだとおもう。
だから、なっ?」


