「そんなこと言っても、うちの気持ちは変わらないから。だから、行こうよ!」 「……」 俺は、怖いんだ。 また、好きでもないのに、女を抱かないといけないのかと思うと。 狩野たちみたいに、なったら、どうしようって。 俺は、心の中で、叫んだ。 あ゙ぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!! 俺が、気付いたときには、ラブホの中に入っていた。 多分、俺が心の中で叫んで入るときに、圭志がラブホの中に入れたんだろう。