"理科実験室 ※関係者以外立ち入り禁止" とかかれた、ドアがあった。 隆貴は黙ったまま、ここ、ここと、親指で指した。 そして、行くぞと、口パクで言った。 ガチャ ギィー 今度は鉄が錆びた音が、地下にに響いた。 「隆司。やっぱり、いた。」 「……」 「お前、ここ好きだよな。」 「……」 「なんで、こんなとこが、好きなんだよ!!」 「……」 「なんか、言えよ!!!!」