「お前・・・昔の美弥に似てる」




祐磨はそう、呟いた





「どうゆうこと?」




私は気になり、流有から抜け出し聞いてみた





「まあ、何でもない。気にすんな」





祐磨はニカッと笑って私の頭を撫でた






「でな、あのドア壊して悪いな」





そう言って指を指した。そこには先程祐磨が蹴り飛ばしたドアがあった






「・・・白城、この事は報告しておく。」





流有は私を引っ張り屋上を出た





「ちょっと、流有!」




教室の前につくと、手を離してくれた




「ちゃんと授業を受けるんだぞ」





そう言い残して流有は行ってしまった。