「白城、お前のことは聞いている。関西では有名人だったらしいな?」




「有名人?」




私は流有に問いかけた





「暴行事件をいくつも起こしている。関西では相当な悪だったってな」





ん?なんか・・・引っ掛かったような?





「関西?」





「そや、大阪から来たんや。言うとらんかったか?」





「聞いてない」





だから、変な日本語なんだ!





「とにかく、美弥?こいつとは関わるなよ?」





「それは困る。美弥のこと、気に入ってもうたからな♪」




「え、えぇ?」




流有はため息はいてこう言った




「やっぱりかぁ。遅かったか」