私は少しこいつのしゃべり方や態度にイラついていた




「そや、俺やな。俺は白城祐磨-シロキ ユウマ-よろしゅうな!」




そして握手を申し出てきた




「あの、その喋り方何とかなんないの?」





彼は手を引っ込めた




「祐磨でええよ。でも、喋り方は何ともならへん。すまんなぁ」




「祐磨・・・何者?」





一瞬、驚いた祐磨だったが・・・





「秘密や」




そう言い残して行ってしまった




「何なんだ、あいつ」





私も振り向いて歩こうとした





「せや!こんなに早ようあえて嬉しいわ!無口でCOOLな遠田美弥さん!」





後ろから言われたと思ったら、衝撃なことをいわれた。