私は一緒にいるとバカになると思い、スタスタと通りすぎようとした





ガシッ





すると、腕を捕まれた





「まだ、話し終わってない!」





彼は私にも分かる殺気を出していた





「・・・っ・・・」





「あぁ、すまんなぁ~つい癖や~」





さっきの殺気はなくなり私の腕を離してくれた




ただ者ではないと感じた瞬間だった。





「あ、自己紹介しとらんかったなぁ?先に聞いてきたあんた、名前は何なん?」





「遠田美弥」




「そうかいな・・・あんたが噂のねーハハッ、おもろいわ」