「何が許さないの?」




「あ、ううん。何でもないよ」




流有は先ほどまで叶多がいたとこに座った




「そう言えば、授業中にゴメンね?」




「別に。関係ないから。じゃあ、逆に美弥は平気なの?」




私は大きなため息をついた




「その様子じゃあ、大丈夫じゃなさそうだね」




「そりゃね・・・じゃなくて、」




「あ、俺に話しあんだよね?」




「うん。あのね・・・傷つくこと言ってごめんなさい」




流有はポカーンとしてから思い出したように言った




「叶多か?」



「そう。」




「バカ野郎」