―愛しのあの娘は―[短編]






その日、俺と上原さんは昇降口にいた。


「私、進藤くんを好きになればよかったな」

上原さんが困ったように笑う。




気づいた。

上原さんは困ったように笑ってるいるんじゃなくて・・・泣きそうなんだ。