◆ツンデレ彼氏?!◇




とりあえず、
あたしは先輩について行く。


「先輩っ?どこ行くんですか?」



…無視?

無視ですか?


なんか今日いつもよりも口数少なくない!?


いくら先輩でも無視なんてしないのに…



…零先輩について行くうちに、いつの間にか、中庭に来ていた。



すると、ずっと背を向けて歩いていた零先輩がこっちを向いた。



「あの…さ、」



ほんのり顔が赤い気がする。

どうしたんだろ?



「あのー…、昨日の帰りに一「あ!そうだ!すいませんっ。


昨日、亮翔…お兄ちゃんに会って話してたんです…」


「お兄…ちゃん?」



「はい。零先輩のこと待ってたら、お兄ちゃんに会っちゃって。」



先輩は俯いてなんかぶつぶつ言ってる