莉羽side 「…起きて、莉羽っ!」 「…んー、ちーちゃん?もう休み時間ー?」 「そう!それより早く!」 珍しくちーちゃんが急いでる。 どうしたんだろ? 「柏木先輩が来てるの!」 「零先輩がっ!?」 あたしは教室の入り口をみた。 「嘘…」 え、これ夢? 確かにさっきも夢に零先輩が出てきた。 ウソーーーー!!! これ、現実!? 嬉しくて、教室も関係なく走って先輩の元へと行った。 「零先輩!先輩が教室来てくれるなんて…珍しいですね!どうしたんですか?」 「別に……ちょっと来い。」 「?」