「雨宮先輩って…甘いもの大丈夫ですか…?///」


やっぱり…。



和樹と付き合い始めたときから、この時期になるとたくさんの女の子が毎回同じことを聞いてくる。



「アンタ、雨宮の事好きならそれくらい知ってて当たり前じゃないの?それに、雨宮君はこの未紅以外全く興味ないから」



え、絵梨?!



「ご、ゴメンなさいッ…」



今にも泣きそうな声で言うと女の子は走って行った。