しかし、来た道を見ても何も落ちていない。
「あれぇ?外で落としたのかなぁ...」
あまりにも見つからないのでそんな不安も心をよぎった。
「まさか...先生に拾われてたりして...ヤバいよ...でも、職員室行くしかないかなぁ...」
こんなに探しても見つからないってことは先生かもしれないと思い私は職員室に向かった。
「てか...職員室どこ?」
職員室に行くにも場所がわからないと思い私は後で見つけた人が先生に届けて私のもとに戻ってくるだろと思い一年の教室に戻ることにした。
「あれ?今日、高校見学に来た子だよね?どうしたの?もう始まってるよ?」
下を向きながらトボトボ歩いていると後ろから声をかけられたら。
振り返るとそこには、さっきのあの人...
...篠沢先生?
