周りは真っ暗で。 ピエロと俺の二人だけで。 ヤツの声はとても低くてヘリウムガスを吸ったみたいな感じ。 そんなバカげたヤツとは無縁だと思っていたかったが、あまりにもリアルすぎるその姿に夢だとは思えなくて。 現実ではないか…? そう、思ってしまうほど怖いもので。 ……まぁそれは今はおいておこう。