高1の夏−
まだ蝉が鳴いている7月頃。



あたしは、幼なじみのさくらの家で勉強をしていた。



「ここに一本線入れれば?」



「あー!分かった♪本当杏って頭いいよねー。」


「これで全部?」



「うん♪本当ありがとうね♪」



夏休みの宿題がたまっているというさくら…



まぁ終わったみたいでよかった。



ピンポーン



「?誰だろ…見てくるね!」



「はいはーい。」