そう言い残して、座っている机から降りるアイツ。 「期待なんかしませんよーだ! あんたのこと好きになるとか 絶対にありえないんだから!」 ついムキになって、言い返してしまった。 あぁ、こういうところ。 お子ちゃまなんだろうな。 クスッと笑ったアイツ。 そしてチラッとあたしに視線を向けた。 「どーだか。俺に惚れない女なんて、見たことねーし。 ま、せいぜい強がれば?」 そう言いながら、片手をひらひらさせて教室を出て行った。