ダメだ、もう聞くだけ無駄だ。 そう思ったあたしはギリギリまで机の一番端に寄り、再びうつぶせになって彼から遠ざかるようにした。 はぁ、とわざとらしくため息をついてみせる。 こんな人と今学期ずっと隣だなんて。 休み時間ごとに席はぐちゃぐちゃになってるし、なんか態度も上からだし。 ただ、顔がカッコいいだけじゃん。 いくらイケメンだっていったって。 …あたしの理想とは、かなりかけ離れてるもん。 全然、違うもん……