「結衣‥‥」 結衣、この言葉たちは本当なのか? 俺のこと、まだ飽きてない? 「俺って重いなー‥」 もし、このメールが嘘だったとしても 俺は信じているフリをするだろう。 嘘でいい。 嘘でいいから「好き」という言葉を結衣から聞きたい。 見かけだけでもいいから、結衣の"彼氏"という立場でいたい。 本当に本当に 嘘でいいんだ。 ゆっくりと重い腰を上げると、支度をしはじめる。 夜にはまだまだ時間があるけど、何かをしていなければ心が落ち着かない。