どーるぷりんせす





「やべ、緊張する。」


少し余裕のないような声でそう呟くと、あたしをさらにきつく抱きしめた。


「ちょ、苦しいよ」


あたしの声も聞こえていないみたいで、その手はさらにきつくなる。


「祐くん‥っ」


息が出来なくて限界だったとき、急に祐くんの腕が緩んだ。


「結衣‥」


いつもは見せない真剣な瞳であたしを見つめる。

その瞳から目をそらすことができなくて、あたし達は黙ったまま見つめあう。


部屋に響くのは時計が動く音と、あたしの心臓の音。

いつもよりも速く動くその音が耳に響く。


「結衣、すげー好き」


そう言ってからあたしに優しく口付けをした。

「んっ‥」

だんだん激しくなるキスに、何も考えられなくなる。

たまに漏れる声はあたしのものじゃないみたいで、恥ずかしくなった。


「結衣‥」


あたしを優しく押し倒すと、制服のボタンを一つ一つはずしていく祐くん。