どーるぷりんせす




あたしの部屋とは大違い。

って当たり前か。


「あ、そういえば!」


チョコまだ渡してないじゃん!


鞄の中をごそごそして、きれいにラッピングした箱を取り出す。


「はいっ!手紙は後で読んでね。」


昨日の夜、祐くんに手紙を書いた。


初めて祐くんに書く手紙。

緊張して何書けばいいか分からなかったけど、一生懸命書いたからあたしの気持ちは伝わるハズ。


「サンキュ。超嬉しい」


あたしを抱き締めながら嬉しそうに祐くんが言った。

いつもよりも抱きしめる手に力が入っていて少し苦しい気もするけど‥。

嬉しいからいっか!


「喜んでくれてよかったぁ」


ぎゅうっと祐くんの胸に顔を埋める。

祐くんの鼓動が聞こえてきて、心地よい。