するとそこにはいかにも"男の子部屋"というような空間が広がっていた。
「あらら‥」
開けっ放しのお菓子の袋。
ぐちゃぐちゃの洋服に教科書。
それとエロ本。
‥ん?
エロ本??!!
「オレンジジュースでよかった?‥ってあ゛!」
慌ててあたしの手からその"本"を取ると、背中に隠した祐くん。
「や、あのっこれは‥そのー‥」
いつも落ち着いている祐くんが焦っている。
なんだかその光景がおかしくてつい笑ってしまった。
「ぷっ。男の子だもん、そういうのに興味あっても仕方ないよ」
逆に興味ないほうが変じゃない?
祐くんはそれをベッドの下に放り投げて、ゴミとかを片付けはじめた。
「ごめんな?汚くて。」
「大丈夫!祐くんらしくていいじゃん」
母性本能をくすぐるって、こういうことなんだな〜。
なんてのんきに考えながらあたしも手伝う。

