「白瀬、手出すな。人の彼女に」 「はーい」 うわ、全然反省してない! 白瀬が屋上から出ていくと… 「なに簡単に押し倒されてんの?」 赤井の口調が、若干キツくなった 「ごめん……でも、私、嫌なことが1個ある」 私だけ一方的に言われてるのが嫌で、口を開いた。 「…言って?」 急に優しい口調になる …反則だ/// 「他の女の子に触って喋んないで?」 赤井は一瞬固まって、また黒い笑みを浮かべた 「お前どんだけ可愛いの」 ―……この時から。