あたしの執事

「凌ちゃん…この電車でしょっ!?」


Suicaを持っていた私と凌ちゃんはすぐに電車に乗る。



「ココロってさ…方向音痴?」
私を椅子に座らせ、私の前に立つ凌ちゃん。



「なっ…方向音痴じゃない!!」
「嘘つけえ―♪」


そう言って、私の鼻をちょんと触る。



これってこれって…ただのカップルみたいじゃーん!!




周りから見たら普通にカップルだと思われよう事を普通にやってくる凌ちゃん…。



恐るべしチャラ男…。


「つか…ねみ―よ…」



空いた私の隣の席に座り、私の方に頭を乗っける…。



ちょっ…まじタイムー!!



好きでもない女の子にこんな事って…まじ最近の男の子って…なんでこんなにドキドキさせるのー!?


私は大輔さんだけなのにー!!!