あたしの執事


なんであんな事したんだろ…。



後悔した。
だけど私は、再びホールに行きバイオリンの練習を始めた。



バイオリンの音色だけがホールに響き、私を癒してくれる。



先ほどの後悔などが消えていくように私はリラックスしていた。




時間だけが過ぎ、気づけばお昼だった。



お昼になると、私の足は大輔さんの所に向かう。



寮の入り口からは、いろんな料理の匂いがしている。



私はワクワクしながら、自分の部屋のドアを開けた。




そこには、腰にエプロンをつけている大輔さんがいた。




いつ見てもドキドキしてしまう格好。



それに今日の事もあったからドキドキが倍増していた。