あたしの執事


私は、勉強に打ち込めなくて、ずっと英会話をしていた執事の事を考えてた。



あの笑顔…どこかで…。



「あ!」


分かった…私が幼稚園の時にこの学校で迷ってて…



~・~・~・~・~・~・~・~・~

幼稚園の頃



「大輔…さんどこぉ…」


迷子になった私はその場に座り込み、ずっと泣いていた…。



「大丈夫ですか?お嬢様」


私はゆっくり声がする方を見た…。



「大輔…さん?」


「いいえ、私は大輔の父の純平です…」



そう言って、私を抱っこして、大輔さんの所までつれてってくれた…。