『あら、どしたの?』


『本当は結婚式に言いたかったんだけど

お母さん、私お母さんの子供で

良かったよ、産んでくれてありがとう』


『ふふ、いきなりどうしたのよ、』


『いや、ちょっと言いたくなったから、それだけ、んじゃあばいばい』


『はあい~ちゃんと体にはきおつけるのよ』

『うん、ばいばい』


この言葉は本当にずっと言いたかった


優衣菜を授かってどんなに出産をするのが大変かわかって


お母さんも私をこんな思いで産んでくれたかと思うといてもたってもいられなくなっちゃった


だから、今日やっと言えてよかったよ