二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~

合コンの人、達也君だった。

「達也君」

「知り合い?」

「うん まぁ」

「この人、誰?」

「彼氏」

「もしかして、この前の合コンの時から彼氏作ったの?」

「いや、前から付き合ってた」

「そっか まぁ、彼氏いるなら諦めるよ」

「うん ありがと」

達也君が行ってから、

「合コン行ったの?」

「ごめん・・・言い訳じゃないけど、頼まれちゃって」

「送ってく」

「うん・・・」

二人とも何も話さなかった。

いや、何も話せなかった。

あたしの家の前に来て、雫が言った。

「暫く、距離おかね?」

「・・・うん」

本当は泣き出しそうだったけど、堪えて返事をした。

「いま、近付いたら気持ちのまま何するか分かんねぇし」

「・・・うん」